さちばる日々雑記
山の小屋施工状況/着工:2004年2月_完了:2004年9月
山小屋は(株)さちばるの庭スタッフがセルフビルド(自分達で建物を建てる)で建てました。
今は、宿泊施設として活用しています。
2020.12.21
山の茶屋 楽水施工状況/着工:2001年6月_開店日:2002年2月20日
家族で測量スタート 2000年6月
面岩/現況測量時に巨岩を発見し、楽水の位置が決まりました。
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建築工事は常軌を逸した独自の手法でした。木を切らず、巨岩を割らないで、限られたスペースに建物をはめ込みました。↓
アプローチの階段や石積みに、総工費の約50%を注ぎ込みました。 公道から建物までのアプローチ高低差が15.00mで百段の石階段を造りました。 アプローチの工期:約8ヶ月
2020.12.19
さちばるの庭施工状況/着工:2000年9月
さちばるの庭
浜辺の茶屋、工事着手前の1993年、手付かずの「さちばる」に自身で現況測量調査に入りました。
そこは鬱蒼としたジャングルで、毎日わくわく楽しかったのを今でも鮮明に覚えています。
「先人が築いた十数段の石積み段々畑、ガジュマルやウスクの大木、 散在する巨岩、鳥の声や蝶の舞い踊る様」を見て感動し、燃える思いが湧き出てきました。それが「さちばるの庭」を造るきっかけになりました。
コンセプトは、自然に優しく、元々そこにある物を主役にした庭作り。
2020.12.15
さちばるやーどぅい
事業コンセプトは「空間の提供業」で、浜辺の茶屋やその後に続く施設もその土地の特性(地形、大木、巨岩)を生かし、
先人が築いた土地の歴史を重んじ、又先住している生き物たちとの関わりをもち、独自の自然環境を守りながら土地に磨きをかけ、事業を展開しています。
※さちばるとは場所の通称で、字玉城集落から見て岬(さち)の原(ばる)のことです
※やーどぅいとは1700年代に首里の士族が地方へ移住し、寄り集まって形成した小集落のことです。
[浜辺の茶屋 開店26周年記念写真展より]
2020.12.12
浜辺の茶屋 開店26周年記念写真展
浜辺の茶屋 開店26周年記念写真展
開店日:1994年12月11日
さちばるやーどぅい構想図
製作日:1992年
浜辺の茶屋開店以前の「さちばる」は造形物が一切なく、豊かな自然が残っていました。
人通りが少なく、寂しい所でしたので、まず変化をつけたくて道路沿いにヒマワリの種をまいたのがすべての始まりです。
そのヒマワリはコーヒーカップのデザインにしています。
この場所にカフェを作ることに多くの皆さんが懸念する二つの要因がありました。
① ここに建物を建てたら夏場の台風襲来時に一発で壊れると言う建築士等専門家の意見。
② こんな田舎にカフェを作ってもお客様がこないので、収支が合わない。
そういった周囲の声に反して、建物は台風に耐え、しのぎ、又国内外の多くのお客様に支えられ、浜辺の茶屋は26才の誕生日を迎えることができました。
稲福信吉 米子
2020.12.11